キリバス共和国って国をご存知でしょうか?
おれっちも名前くらいは聞いたことあったけど、特にどこにあるのかとか、何が名産かとか、まったく存じません。
この前、NEWSのドキュメンタリーでこの国が取り上げられてて、ネットをしながら横目でTVを見とりました。
「私たちの今住んでるところは、将来無くなるかもしれません」
って字幕が飛びこんできて、「ん?なにごとだ?!」っとそっちに意識を集中させたんだ。
場面は、学生が教室で自国についてのディスカッション。
はじめは和気藹々としてて、冗談っぽく笑い声も聞こえてたんだけど、先ほどの言葉が出てきて、皆の顔は真剣になり、中には目に涙を浮かべてる生徒もいた。
このキリバス共和国は南太平洋の島々で、地球温暖化の影響で海面が上昇しているため、このままでいくと、島が沈没してしまうらしい。
現状でも、満ち潮の際に家の中まで海水が入ってるところもあるとか・・・
悲しいのは、この国自体は、特別な有害物質や多量の二酸化炭素を排出しているわけでもないってこと。
先進諸国のツケが、南の小さな国にまわってるらしい。
なんとも悲しいことですね。
個人レベルでどうにかできることじゃないけど、何か力になりたいなと思った内容でした。